君津の四季

千葉県君津市と六手(むて)の四季

我が家のある六手(部落)のご紹介
隣の八幡神社と六手の由来、そして四季の様子などを掲載しています。

 「 うつくしいものを美しいと思えるあなたのこころがうつくしい (相田みつを)」

六手八幡神社
六手八幡神社
神楽ばやし演奏(子供会)
神楽ばやし演奏(子供会)
*秋祭り:9月15日*

<六手(むて)の由来>

その1) 『ムレ』から変化した説
集落のことを韓国語で「ムレ」というそうです。
九州には牟礼、群、群山、六連といった地名があり、これは村の語源になったと言われています。
六手(ムテ)は、このムレから転化したものと考える事ができる。
その2) 六手王 伝説
鹿野山神野寺に祀られている悪縷(あくる)王は、古代における土着の豪族で、別名「六手王」と言い、六手で生まれ育った支配者だった。大和朝廷東国平定の犠牲となり、鬼泪(きなだ)山の合戦で敗れ、その御魂を鎮めるために鹿野山に霊場ができている。

短歌と写真で見る『六手の四季』

  • 母植えし水仙の芽が顔を出す 霜降る時期に春待つ仕度
    如月のまだ柔らかな光受け おしくらまんじゅう水仙の花

    水仙
  • 息凝らし耳そばだてて動かずに 庭の鶯すぐそばにいる
    雨上がりノースポールがお日様に黄色と白の顔を向けてる

    庭の鶯
  • 祖母植えし桜の古木は今もなお 命日のころ満開となる

    桜の古木
    君津市福岡(鹿野山登り口)「君津市観光協会HPより」
    ※福岡の桜並木の一部は、我が家の庭の桜と同時期に祖父が植えたものです。
  • 亡父(ちち)好む「くちなしの花」を口ずさむ 花の香りにそうじの手休め

    くちなしの花
    クチナシのつぼみ(2021.06.20撮影)
  • 衣替え終えてアイスを頬張りぬ 窓の向こうに陽炎のたつ

    アイス
  • 豊作の梅をワインで漬けてみる 息子の帰りと熟成を待つ
    梅雨明けて畑の緑はさらに濃く 草のスキマにナスの花咲く
    採りのフィジョアを入れたヨーグルト 甘味とすっぱみ妻と分け合う

    フィジョア
  • 熟し柿そっと枝折り手で包む 日射しの温もり肌に伝わる

    干し柿
  • 北風がもみじを落葉に変えてゆく 「きれい」を今朝は掃いて集める
    トントンと大根を切る妻の手は 鼻歌に合わせリズムを刻む

君津市の四季

  • <小糸川の夕焼け>

    君津市役所フォトバンクより
    撮影日時:2017年2月19日
    撮影場所:小糸川沿岸歩行者専用道

    夕焼け
    夕焼け